朝倉未来「度を超えていた」流血騒動説明 アドリブまさおの要望で無期限出場停止処分は“撤回



人気格闘家の朝倉未来(30=トライフォース赤坂)が2日、自身がスペシャルアドバイザーを務める格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)」第6回大会(3日開催)の前日会見で起こった流血騒動について説明した。

同日に自身のユーチューブチャンネルを更新。参加選手の久保田覚が、会見中に対戦相手の元プロボクサー・アドリブまさおをパイプ椅子で殴打。左まぶたから流血させるケガを負わせた一件について、「度を超えていた」との見解を示した。そして「ネットでも『久保田覚を出すな』というコメントであふれている」とし「ブレイキングダウンとしても無期限出場停止、そういう処遇にするべきかと思う」と、無期限出場停止処分を下した。

ただ、まさおから「ブレイキングダウンさんがよければまたやりたいと思っている」と次回大会以降に久保田と試合をしたいという要望があったことに言及。「運営としては無期限停止を言い渡し、久保田さんが受け入れた。しかし、まさおさんが『どうしても戦いたい』と言ったので組むことにした」と、無期限出場停止処分は即“撤回”。次大会以降で、この要望を受け入れることを明言した。

まさおも動画に出演。「対戦を受けてくれたこと自体ありがたいと思っているし、今回の会見のこともなんとも思っていない。ただ1つ言いたいのは、久保田さんのようなことを僕にするのはやめてください。久保田さんへは怒りはない」と、胸中を明かした。

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球界ここだけの話 中日・根尾昂が過ごした夢のような時間…目指すは福留のような〝超一流〟



球界の第一線で24年間戦い続けた福留孝介外野手(45)の引退セレモニーが9月23日、慣れ親しんだバンテリンドームで行われた。レジェンドが仲間たちにあいさつをする列の最後尾にいたのは根尾昂投手(22)。別れを惜しみ、その目からは涙が流れた。

「あこがれのスーパースターと一緒に同じチームでやっていたという、夢のような時間だった」 岐阜・飛騨市出身で、物心ついたころから中日ファン。2000年代の躍進の中心だった存在が昨季に14年ぶりの復帰を果たし、2年間をともに過ごした。印象に残っているのは、球界最年長の45歳となっても誰よりも走り、誰よりも朝早くグラウンドに来て練習する姿。「超一流の選手がどういうことをしているのかというのを近くで勉強させてもらったというのが一番の財産」と話す。

「プロの世界で『超一流』になることを目標に頑張っていきたい」

2018年10月25日、〝運命の青い糸〟でつながった日に大阪桐蔭高で立てた誓い。根尾らしく示された、一流をも越えていきたいという高い向上心だ。理想を掲げるうえで、現実に存在する「超一流の選手」から話を聞くこと、立ち居振る舞いを見ることのできた日々は、大きな意味を持つ。

大阪の名門校で鍛えられ、ドラフト1位で竜入り。福留は内野から外野へ、根尾も今季途中から投手へ、とポジション転向を経験し、共通点は多い。周囲からの期待は大きくとも、その重圧に耐えられるだけの芯の強さを持つことを理解する福留は「ちゃんとやれよ。頑張れよ」。花束を手にしながら、こうエールを送ったという。

「あれだけバンテリンドームが満員になったのを僕は初めて見たので『こんな選手になりたいなぁ』と思いました。いまでも思っています」

背番号9の最後の雄姿を見届けようと駆けつけた竜党で埋め尽くされたスタンドを見て、その偉大さをさらに実感したのだろう。興奮も冷めぬうちに訪れた2日の広島戦(マツダ)では3回1安打無失点で先発デビュー。投手としてフルシーズンを歩む来季から、〝超一流〟への再スタートを切る。

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ソフトバンク・柳田が声出し「ダメやったら、俺のせいにしろ! 死ぬ気でいくぞ!」



(パ・リーグ、ロッテ-ソフトバンク、25回戦、2日、ZOZOマリン)ソフトバンクの公式ツイッターが試合前の声出しの様子をアップした。柳田悠岐外野手(33)が声出しを務めた。マジック1で迎えたシーズン最終戦。引き分け以上で優勝が決まる中、キャプテンとしてナインを鼓舞した。

まず「ラスト1試合。マジックも1。よくこんなしんどい試合ばかりでマジックを消さずに、ここまでこられたと思います。本当、素晴らしいですみなさん!」とここまでの戦いを労った。そして「ここまできたら、やるしかない。3時間、死ぬ気でやろう!」と力強く続けた。

ここからが、柳田らしさが詰まっていた。オリックスが勝ち、ホークスが負ければ逆転Vを許してしまう中で「ダメやったら、全部俺のせい! 俺が責任取って…」とキャプテンをあらわす胸のCマークを握ると「こんなん、破り捨てる!」と言い切った。「全部俺のせいにしろ! 死ぬ気でいくぞ!」と締めると、ナインの気持ちは最高潮にまで高まった。

柳田は一回1死の守備でも藤原の強烈な打球をジャンピングキャッチ。プレーでも気持ちでも引っ張った。

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大谷翔平の電撃1年契約を米メディアが分析「理解に苦しむ」「トレード市場でさらに魅力的」



エンゼルスは1日(日本時間2日)、大谷翔平投手(28)と年俸調停を避け来季3000万ドル(約43億5000万円)の1年契約で契約合意したことを発表した。日本人選手の年俸としては史上最高額で、調停権を持つ選手の契約としては、ムーキー・ベッツ外野手(29=現ドジャース)がレッドソックスと2020年1月に契約した2700万ドル(約39億1500万円)を上回る史上最高年俸となった。

年俸調停権を持つ選手が、レギュラーシーズン終了直前に年俸調停を回避し大型契約の合意に至るのは異例だ。過去に当時の最高額を記録したドジャースのベッツ(当時レッドソックス)もカージナルスのアレナド(当時ロッキーズ)も、年俸調停の手続きが進んだ1月に合意に至っている。

異例の電撃契約発表に、米メディアではさまざまな分析が出ている。元GMで解説者のジム・ボーデン氏はツイッターに「年俸調停をすれば3000~5000万ドルの年俸になったかもしれないのに、理解に苦しむ。しかし早い時期にこの契約を決めたことで、トレードの価値を高めるだろう」と投稿し、ニューヨーク・ポスト紙のジョエル・シャーマン記者は「彼の年俸調停の手続きはクレイジーなものになっていただろうことを考えると、彼はこの契約で、トレード市場でさらに魅力的な存在となった」と分析した。

しかしエンゼルスの地元紙オレンジカウンティー・レジスター電子版は「この契約合意は、2023年シーズン後にFAとなるオオタニが、球団売却を決めたエンゼルスとの将来に関する決断を先延ばしにすることになりそうだ」としている。

◆年俸調停 メジャーの出場登録が3年以上6年未満の選手に球団と年俸調停を行うことができる権利が与えられる制度。3年未満の選手の年俸は通常、最低保障の金額付近となり、調停権取得後に年俸が引き上がる。年俸調停を避け球団と合意するケースが多いが、1月中旬の期限までに合意できない場合は調停委員会にかけられ、選手側と球団側の希望額のどちらが妥当か判断される。

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井上尚弥「教えるのは好きなんです」オンライントレーニングでボクシング指導



ボクシング世界3団体統一バンタム級王者の井上尚弥(29)=大橋=が30日、契約するトレーニング機器SIXPADのオンライントレーニングに登場した。「SIXPAD300万台記念イベント」として開催されたもので、井上は参加者にオンラインでボクシング指導を行い、質問にも応じた。

 「教えるのは好きなんです。高校3年までは父のジムで会員さんのためにミットを持ったりしていて」と井上。12月にWBO同級王者ポール・バトラー(英国)との世界4団体統一戦を計画中で、現在はトレーニング中。「国内でも同じジムの松本圭佑(日本フェザー級5位)とかとスパーリングを始めました」。日本初、世界でも8人目の主要4団体統一へ向け着実に歩んでいる。

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飛ばしのコツは? チャン・キムが348.9ydでドラコン3連覇 岩崎亜久竜2位



◇国内男子◇バンテリン東海クラシック 3日目(1日)◇三好CC西コース (愛知)◇7300yd(パー71)

大会恒例のドライビングコンテストが第3ラウンド終了後の1番ホールで行われ、チャン・キムが3連覇を達成した。1番ホールに吹いた向かい風をものともせず、昨年の333ydを上回る348.9ydを記録した。

今大会に出場したロングヒッター8人が参加し、それぞれ2球ずつ1Wショットを放った。左右のラフでも計測されたが、ギャラリー用のロープの外に打ち込む「記録なし」のケースが続出。2番目に登場した岩崎亜久竜が330.2ydで暫定トップに立って後続を待つと、最後のキムは1球目を右ラフに打ち込みながら330.6ydをマークし、2球目でフェアウェイ真ん中をとらえて勝利を確信した。

賞金50万円を獲得。「1球目でドローせずに真っすぐ飛び、2球目は大きなドローボールを狙った。打った瞬間に良いショットになると思った」と納得の一打だった。使用クラブはピン社のG425 LST(ロフト9度)、シャフトは藤倉コンポジット VENTUS BLUE(重さ70g台、硬さX)。「向かい風ではスピン量が強く影響する。僕が飛距離を出すためにはドローを打たないといけない。最近はあまり飛距離が出ていないから、348yd飛ぶとは思わなかった」

他を圧倒するロングドライブを武器にする昨季の賞金王は、飛ばしのコツについて「アマチュアの皆さんはフェースの真ん中でボールをとらえることが一番」とアドバイス。一方でツアープロとしては「まずはしっかりウォーミングアップをすること」が重要だと語る。「体の強さも大事。トレーニングをして速くスイングできるようにならないと。簡単なやり方なんてないんだ」と笑った。(愛知県みよし市/桂川洋一)

<ドライビングコンテスト>

順位/選手名/記録

優勝/チャン・キム/348.9yd

2/岩崎亜久竜/330.2yd

3/星野陸也/324.9yd

4/清水大成/319yd

5/幡地隆寛/315yd

6/塚田陽亮/305.1yd

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