大谷翔平2年連続選手間MVPならず ア・リーグ記録の62本塁打ヤンキース・ジャッジ受賞



エンゼルス大谷翔平投手(28)が4日(日本時間5日)、米大リーグ選手会が主催する選手間投票の年間最優秀選手「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」を逃した。ESPNの番組内で発表された。今季は投手で15勝(9敗)、防御率2・33、打者では打率2割7分3厘、34本塁打、95打点と活躍し最終候補に残っていたが、ア・リーグ記録の62本塁打を放ったヤンキース・ジャッジが同賞を受賞した。

大谷は昨年、日本選手初の年間最優秀選手に輝き、04年マリナーズのイチロー以来となるア・リーグ最優秀野手にも選ばれてダブル受賞を果たしていた。

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『SLAM DUNK』を彩った名監督たち 田岡・高頭・安西…3タイプに見る指導論



神奈川県湘北高校バスケ部のライバル校のひとつ、陵南高校の田岡監督について最初に思い浮かぶのは“怒り”。試合でも練習でも、些細な怠慢や失敗には即座に怒号を飛ばす。真面目なシーンもあればコミカルなシーンあるが、とにかくよく怒る印象が強い。

 そんな怒れる監督の練習は苛烈を極める。海南大付属との試合前に「今までの練習を思いだせ…」というシーンでは選手が吐きそうになっており、主将の魚住純は1年の頃に毎日吐くほど苦しんでいるのに容赦なく怒鳴る田岡を鬼と表現している。あまりにも厳しい。だが、それでも選手は付いてきた。

 そんな魚住が、ついに耐えきれず辞めようとしたことがある。「ただでかいだけって陰口たたかれてるのも知ってる」と号泣する魚住に、「でかいだけ? 結構じゃないか 体力や技術は身につけさすことはできる…だが…お前をでかくすることはできない たとえオレがどんな名コーチでもな」と、身長という立派な才能を持つ魚住と共に陵南初の全国大会出場という夢を打ち明ける。ここで魚住は田岡の真意に気付く。

 認めていないから怒っているわけではない。怒りは期待の表れであり、チームを強くするための手段なのだ。田岡は部員を見て、叱って伸ばすかほめて伸ばすかを選択する。“叱って伸ばす”方針が災いした陵南高校の点取り屋・福田の心中を慮る様子からも、田岡の選手への気持ちが想像できる。

 極めつけは、残念ながら湘北に負けた際のインタビュー。「敗因はこの私!! 陵南の選手たちは最高のプレイをした!!」。怒る必要のない場面では自身の失敗を明かし、選手たちへの賛辞を惜しまなかった。短い言葉の中に田岡の全てが込められた名言だ。

 田岡は原作者・井上雄彦が最も好きな監督(著書『漫画がはじまる』より)だからか、他の監督と比べてコミカルなシーンが圧倒的に多いのも特徴。感情的になるとテンションがおかしくなってしまうようで、自身を「名将」「脚本家」と呼んだり、怒っているようで何を言っているのか分からない「朝メシちゃんと食ってきたのかぁ!!」というセリフなどは、厳格な姿とのギャップで妙にかわいく見える。

 なかでも、ファンに“if設定”としてよく取り上げられるリクルート失敗談は印象が強い。田岡は陵南の全国出場という悲願を達成するため、どうしても中学MVPの三井寿を入学させたかった。しかし三井は安西のいる湘北への入学を決めており、あえなく撃沈。「安西先生 横取りしないでくださいよ」という過去のセリフがやけに切ない。

 翌年は抜群の運動能力を持つ宮城リョータにアタックするも、同じ理由(宮城は高校でバスケットを続けるか迷っていたと話しているが)で失敗。さらに翌年、10年に1人の逸材と見込んだ流川楓にいたっては「湘北が(家から)近い」という理由でフラれてしまう。うまくいけば恐るべきチームになっていただろうが、こちらは試合と違って残念という気にすらならない惨敗を喫している。

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キンプリ脱退「ダントツ仲のよさ」にいったい何が? 異例の「23時発表」の裏でマスコミに駆け巡った“疑心暗鬼”の5時間



3人は2023年5月22日をもって、グループを脱退する。平野と神宮寺は脱退と同時にジャニーズ事務所を退所し、岸も2023年秋に退所する。

 残る髙橋海人(23)、永瀬廉(23)はジャニーズに残り、「King&Prince」として活動を続ける。

 今回の発表は、23時過ぎという夜深い時間におこなわれた。このことについて、ジャニーズ事務所は公式サイトで、こう記している。

《この度のご報告につきまして、本日23時という大変遅い時間帯でのお知らせとなりましたこと、深くお詫び申し上げます。

 当初、明日11月5日の然るべき時間帯に皆様へのお知らせを予定しておりましたが、準備を進める中で憶測による情報が先行して流れる可能性がございましたので、急遽、お知らせするタイミングを早めることといたしました。

 そして、本日に設定する上で、King&Princeが出演するテレビ番組の放送時間を考慮した結果、23時という時間帯を設定するに至りました》

 長年、マスコミ業界に携わる関係者はこう話す。

「今回の23時過ぎの発表というのは、驚きました。先日の滝沢秀明氏のジャニーズ事務所退社の際もそうでしたが、新聞朝刊の時間帯に“情報解禁”となることが非常に多いんです。今回の発表は、異例の形だったと思います」

 さらに、ジャニーズ事務所のコメントにもあるように、この日は21時から『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)にメンバー全員が生出演。22時からは平野主演のドラマ『クロサギ』(TBS系)が放送されるとあって、業界内では動揺が広がっていた。

「夕方18時ごろには情報をキャッチしましたが、最初に耳にしたときには『こんな日に発表されるわけがない』としか思えませんでした。

 ただでさえ、テレビ各局で毎日のように登場している人気絶頂の彼らですからね。局内でも、おいそれと事実確認をすることさえはばかられました。実際に話を聞いても『そんなことは聞いてない』という人もいれば、『どうやら本当らしい』という人までいて、5時間近く、疑心暗鬼のまま過ごしました」(テレビ局関係者)

 別の理由から「脱退情報」を信じられなかったマスコミ関係者もいた。

「キンプリは、ジャニーズの中でもダントツの仲のよさを誇っていたんです。

 最近では、10月9日に決勝がおこなわれた『F1日本グランプリ』にキンプリメンバーが来場したのですが、その現場には、2021年3月末に脱退、退所した岩橋(玄樹)君がいたんです。サーキット場から見上げて、スタンドにいる岩橋君を見つけるなり、5人は手を振って岩橋君を含めた“自撮り”をしようとしたり、後には6人で写真撮影をしたりしていたほど。

 もともと、デビューの際にも平野君が『6人一緒にデビューしたい』とジャニー喜多川さんに直談判したのは、有名な話です。なので、キンプリの5人がバラバラになるとはまったく思えなくて……」

 発表が出ても、にわかに信じられない決断であることは間違いない。芸能担当記者はこう話す。

「たまたま、滝沢さんの退社と近い時期の発表にはなりましたが、それと今回の3人の退社は、関係ない話だと聞いています。

 しかし、いまだになぜこういう決断でまとまったのかはわからない。業界内は激震ですよ。

 退所する3人は、元SMAPの3人が『新しい地図』を作ったように、辞めてからはKing&Princeの曲を歌うこともできなくなります。

 ジャニーズ側も、ここまでの人気タレントを簡単に手放したくはなかったでしょう……」

 いずれにせよ、予期せぬ非常事態を象徴するかのような「23時発表」だったのだろう。

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物議のブレイキングダウン6 流血騒動の裏で…今度は女子選手が涙の訴え 「失明するところだった」



グラビアアイドルで、登録者13万6000人を抱えるユーチューバーの緒方友莉奈(29)が4日までに自身のYouTubeでライブ配信を行い、3日に行われた格闘技大会「BreakingDown6」へ参戦した際の出来事を涙ながらに訴えた。

【写真】ほんとに同一人物?!格闘技モードの緒方友莉奈(インスタから)

 格闘家の朝倉未来(30=トライフォース赤坂)がスペシャルアドバイザーを務める格闘技大会で、緒方はグラビアアイドルでダンサーのみらたむと対戦し、判定勝ち。オーディションの際にはみらたむが緒方にケガを負わせ、前日の会見でも口論するなど因縁の対決としてヒートアップした。

 生配信で緒方は「目に…充血してるんですけど。爪入れられちゃって。顔をぐわって。ブチぎれてたのは目に入れられて失明するところで」と、みらたむの長いネイルが目に入って大惨事になりかけたことを明かした。また試合後の出来事として「終わった後に“緒方ありがとな”って言われたのも、呼び捨てはちょっと…って。タメ語で言われたのが気持ち的に許せなくて。大人気ないっていうのはわかってたんですけど、ちょっと我慢ができませんでした」と振り返った。

 同大会は2日に行われた前日会見で、“会津の喧嘩屋”久保田覚が椅子を振り下ろし、対戦相手のアドリブまさおにケガをさせるアクシデントが起きるなど何かと物議を醸している。

 緒方は、相手の髪をつかんだという一部報道に抗議し「悔しいのが、パイプ椅子の件もそうなんですけど、私が血出てないから、失明してないから明るみにならなくて、私ばかりこうやって言われて。格闘技を好きな人間でいて、間違ってるのかなっていう気持ちでいっぱいで。みんなけっこうコメント見たら、泥試合とか。できなかった自分が悔しくて…自分は血が出るまでケガしないと認めてもらえないのかって。今回の件も私が嘘ついてるっていう人もいたし。痛み止めを飲んでバンデージしながら、本当は痛い中やってるのに悔しくて」と涙ながらに訴えた。

 「どうして報われないんだろうって悔しくてたまらない。大人気ないってわかるけど。どうして久保田っちはあんなに責められるのに、私が失明してないから、骨折れてないからこんな風に言われるんかなって。1週間前まで試合決まらなくて、それでも先生が信じて減量頑張りましょうってやってきた人間への侮辱でしかない。生理も止まって血尿も血便も出て、減量頑張ってきたのに。ああやって反則するんだったらら試合したくない。報われない試合なんかしたくないし、勝ってもうれしくない」とルール違反へ猛烈な怒りをぶつけた。

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バン仲村がブレイキングダウン代表YUGOとの“代表決戦”KO勝ちし男泣き!瓜田戦意欲「俺のケジメ」



「BreakingDown6」(3日、都内某所)

 総合格闘家の朝倉未来がプロデューサーを務める1分1ラウンドで争う格闘技イベントの第6回大会でブレイキングダウンのYUGO代表と“元アウトローのカリスマ瓜田純士をボコボコにした男”バン仲村が無制限ラウンド完全決着ルールのミドル級ワンマッチで対戦し、バン仲村が2回KOで圧勝した。

 格闘技イベント「ケンカバトルロワイアル」代表の仲村が、前回のブレイキングダウンで予定された試合が流れたのことの連絡がなかったことを不義理とし、YUGO代表を指名して実現した“代表決戦”。負けた方が1000万円を配ることになっており、未来はYUGO代表が負ければ自身が出場することを宣言している。

 YUGOは元総合格闘家、仲村はキックボクシングとテコンドーの経験者。初回は互いにキックを打ち合いながら接近戦でパンチを打ち合うなどスリリングな一進一退の攻防を続けた。そして2回、仲村は一気に攻勢に出てYUGO代表にパンチの連打を浴びせてダウンを奪う。さらに立ち上がったYUGOにまたも猛烈な連打を浴びせて2度目のダウンを奪って勝負を決めた。

 マイクを握った仲村は「試合までは調子に乗らせてもらったけど、こういう代表戦は正直…」と言葉を詰まらせて涙。「思ったよりいろんなものしょってて、YUGOさんの気持ちも分かるし、こんな45のおっさんが、こんな舞台に立たせてもらって感謝してます」とさらに涙をこぼした。

 “元アウトローのカリスマ”瓜田純士をボコボコにして逮捕された過去があり、「裏から表に出てきて、たった数カ月で、毎日が目まぐるしく変わって、いろんな人にいろんなことを言われるようになって、結構いっぱいいっぱいだけど、もうちょっと頑張ろうと思います」と誓い、「代表狩りなんて言葉使ってすみません。いざやってみると、テメエだけが頑張ればいいんじゃなくて、周りのいろんな人が支えてくれるのを感じて、それも含めてブレイキングダウンのみなさん、僕のことを拾ってくれたケンカバトルロワイヤルの運営の皆さんにも感謝しています。こんなしみったれた涙が出るのは親父が死んだとき以来だけど」と頭を下げた。

 そして、約束し合っている瓜田との対戦は「俺のケジメだから、俺のストーリーにはまだ続きがあるから」と実現に意欲を示した。

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朝倉未来 ブレイキングダウンで日韓対抗戦に興味「結構ヤンキーいる。韓国でもバズる」



「BreakingDown6」(3日、都内某所)

 総合格闘家の朝倉未来がプロデューサーを務める1分1ラウンドで争う格闘技イベントの第6回大会が行われ、全31試合で熱戦が繰り広げられた。

 今大会で行われたブレイキングダウンと未来の古巣ジ・アウトサイダーの対抗戦は、緊張感のある好勝負が続出する成功となった。未来は、今後も対抗戦の企画を続ける考えを問われると、「考えています。韓国で同じことをやってもバズるんじゃないかと思う」と日韓対抗戦のプランを明かした。

 10月に韓国へ行った際に「ソウルの夜の町を歩いていたら、あっちで知名度がないから、若者に結構ガン付けられた。結構ヤンキーいるなと」と、ブレイキングダウンにふさわしい人材が多いことを実感しており、「韓国は兵役があるから、みんな鍛えてるし、あっちでバズったら日本と対抗戦とか」との考えを語った。

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